Agnar Már Magnússon- Láð
アイスランドのピアニストの作。トリオかと思って買ったらオーケストラが入ってた。でも控えめで、あくまで主体はトリオの演奏という感じ。Hróðurという曲がたまらなく好きで何度も聴きました。何にしてもピアノの微妙〜に引っかかるタイム感が気持ち良いです。
危険物取扱注意その1。TwitterでStale Storlokkenの何かいいやつないかなーってつぶやいたらある方が即座に教えてくれた逸品。滅茶苦茶テンション上がるので主に締め切り前に聴きましたw 中身については教えてくれた@datesan(ベーシスト)のレビューが素晴らしいので是非どうぞ。
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Brad Mehldau - Highway Rider
メルドーに出会ってなければジャズに戻ってくることは無かったかもしれない…ということで個人的にものすごい重要な人です。出会いはThe Art of the Trio, Vol. 1だったけど、本格的にビビッと来たのがLargoだったんで、プロデューサーがLargoと同じ本作も手放しで絶賛です。曲がとても良い。
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The Core - Golonka Love
ばっきゃろう何で無いんだAmazonこんにゃろう!
これ聴いて2日くらいで全アルバム集めたくらい嵌りました。やってることは珍しくもないモーダルジャズなんだけど、妙に気に入った。歪ませたエレピがカッコ良すぎます。調子に乗って今年の夏に歪epでファンクな曲やってしまいました。The CoreにMoserobieのKullhammarとAtomicのBrooなどを加えたCore&Moreの「The Art of No Return」も最近出たばかりの「Party」も全部好き。なんですけど、やはり一番最初に受けたインパクトということでこれです。
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Danがやってくれました。E.S.Tのファンで「Song for E」にやられなかった人がいるのだろうか。あれだけすごいバンドの後しっかり自分のサウンドを作り上げていて、とても感動しました。
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Storlokkenに嵌ったのはこの作品から。ド直球なのでジャズファンクという単語にピクっとしてしまう人はポチってしまっていいと思います。解説適当すぎますが…。
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Håvard Wiik - Palinode
Wiikは現在僕が好きなピアニストランキング1位なんですけど、トリオ作品が完璧過ぎで、そっちばかり聴いて満足しておりました。で、特に買うものないなって時になんとなくこのソロピアノアルバムを買ってみたらこれが大当たりで、緩急のつけ方、緊張感がものすごい。でもまたAmazonに無いん…トリオの1stを置いておきます。
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そして、またStorlokkenなんですけど、これはkey/drumsのノイジーなデュオ。かっちょいいっす。
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In the Country - Losing Stones, Collecting Bones
ポストE.S.Tっていう売り文句よく見かけるんですけど、ほとんど的外れ(単に若い非4ビート系トリオというのばかり)で辟易しておりました。でもこのIn the CountryはポストE.S.Tって言ってもいいような気がする。Marc Ribotが参加してる「Can I Come Home Now」がお気に入りです。
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Jaga Jazzist - One-Armed Bandit
またぐっと幅が広がった感じがするJagaの新作。The Thingによるイントロ、The Thing Introduces…〜One-Armed Banditを聴いて、なんだこのアフロビート感はw とビビるけど、Bananfluer Overaltのメロディーを聴くとあぁーJaga(つうかラーシュ)だなーと安心する。こんなのJagaでしか聴けないです。
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Jon Balke w/Oslo 13 - Nonsentration
JagaのLarsがJon Balkeに影響受けたつうので色々聴いてみました。BatagrafのStatementsなんかエスニックな感じなのに「どこの?」と聞かれると全然わからないような音で、しかも生楽器主体なのにエレクトロニカ的で、複雑で大変刺激的でした。このNonsentrationにしても派手さは全然ないんだけど、構成にものすごい知性を感じる。あまりにクールで、ラストのThe Art Of Beingが無ければここに取り上げてなかったかもしれない。この曲は本当に本当に素晴らしいです。
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Nik Bärtsch's Ronin - Nik Bärtsch's Ronin: Live
新譜も出たばかりだけど、買い逃していたライブ盤が超良かったのでこっちを紹介。まずあんな複雑な曲をライブでここまで完璧に演奏できるというだけで鳥肌モノです。全く違和感が無い。苦行の様な曲構成なのに(笑)全然そんな印象を受けない。それがどれだけすごいことか…一奏者として溜息をつく他ないです。で、相変わらずベースのグルーヴがめちゃ良い。新譜も置いておきます。
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Orange - Implicity
良いです!(そろそろ疲れてきた)
ピアノトリオでは今年一番よく聴いたと思う。曲が良いです。
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Pawel Kaczmarczyk Audiofeeling Band - Complexity In Simplicity
ポーランド産なんですが、冒頭の曲がpolishのイメージと全然違って、良い意味で裏切られた作品。Loganのベースのため方は本当に気持ちいいです。で、このアルバムSvenssonに捧げたElegy for E.S.という曲があるんですが、これがまた涙腺を刺激してきます。Amazonねーだろうなーと思ったらあった。
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Rainer Brüninghaus - Freigeweht
欧州系をいっぱい紹介してくれる某ネットラジオで流れてて即買い。確かかなり古かったと思うんですが、ジャーマンプログレっぽいミニマル感のRadspurenが大好きです。
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これも某ネットラジオで耳にして買ってみたらまたしてもノルウェー産で、あの北欧の王国はどれだけ僕の財布を軽くする気なんだろうかと日々怯えているところです。アコースティックなアンビエント。1曲目のWe Took Him Out to See the Sunはプリペアドピアノが延々同じフレーズを反復する中徐々にギターが入ってきて、という、ほぼそれだけの展開なんですが、妙に癖になります。5曲目のHe Took Us Out to See the Sunはその変奏版なんですが、こっちはギターが主。どっちも良い。
危険物取扱注意その2。ノルウェーの、げに恐ろしき即興演奏集団。今年やっと手を出したSupersilentですが、あまりの凄まじさゆえ体力の消耗が激しく…でも聴いてしまう。映像作品の「7」は衝撃的です。アルバムは選べなかった…。
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プログレかよ!という感じなんですが、中々気に入ったようで割と再生回数多かったので入れてみました。
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今まではあんまりピンと来てなかったピアニスト。いやかっこいいんですけど。Fieldworkとか。で、これにはRonnie FosterのMystic Brewのカバーが入ってるんですが、明らかにATCQのElectric Relaxationを意識したものになっていて、HIPHOP通過してきた人間的には感涙モノでした。これだけでベスト20入りです(笑
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お、終わったー…20枚はちょっと多かったみたいで…5枚目くらいで後悔した;来年はもう少し考えてやろう…。リンク先とかあんまちゃんと確認してないんでミスってたらすみません。
他にも教えてもらったばかりのエレクトロニカとかあるんですが、まだ聞き込みも浅いので、基本的に自分が良く聴いたものを選びました。この20枚を全部聴けば東山翔漫画がよりよくわかるよ!(無論嘘です)
ということで皆さん良いお年を!